この記事は2026年6月9日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Metro Hopper/stock.adobe.com)

2026年6月9日(火)の午後12時半時点に現役トレーダーの小林芳彦さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

小林芳彦
1979年慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で数十社の法人顧客を担当。

現在の為替相場の傾向や相場観

まずイランと米国の戦争についてだが、イランとイスラエルが攻撃停止を表明した。しかし、攻撃を停止するだけで停戦にはなっていない。よってイスラエルが何か始めればイランは当然イスラエルに向けてミサイルを発射するだろうし、そうなればトランプ米大統領が怒り狂うだろう。

トランプ氏は、中間選挙も近づいて来ているので早く戦争をやめたいのだろうが、自分のいうことを聞かないイスラエルの首相、ネタニヤフ氏と、イランからの要求を呑めないトランプ氏とで結局は戦争の終結は難しいだろう。

よって原油価格は下がらず有事のドル買いが続く見込みだ。もし介入が入って下がっても155円が割れなければ、再び160円に向けて上昇するだろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円予想レンジは先週と同じく、157.00~162.00円。当局が162円手前の161.95円を意識していると思うので、この辺りでは介入が入るものだと考えている。

ただし介入が入らずに158円台や159円台まで緩むのであれば、そこは買いから入ってもいいかと思う。 しかし、160円台後半や161円台ではロングは取りたくない。

介入が入って急落を始めれば、少なくとも5円くらいは落ちる可能性が高いので、162円手前で入れば、157円台くらいまでの下落を想定している。

戦略的には、跳ねたら売って、下で買い戻すようなトレードで考えている。もしも介入が入らず161円台まで上がっていくのであれば、介入を確認してから売りで入りたい。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。