この記事は2026年6月8日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2026年6月8日(月)の8時時点に現役トレーダーの竹内のりひろさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、全ての通貨が下落となり、ドルは全面高の展開で引けた。円は下落通貨の最下位(-0.65%)に位置する。
先週の半ばに発表された米国4月の求人数が急増を示し、週末の同5月の雇用統計では新規雇用者数が大幅に伸びた。減速傾向だった労働市場が短期的に底入れの兆候を示す。
米ドル/円はGWの介入後の高値を更新する160円台まで上伸。ただ、政府・日銀の円買い介入の警戒感は強く、円の下落は限定的となっており、結果としてクロス円が値を下げている。
現在の為替相場の戦略やスタンス
先週、雇用関連指標の結果が上振れたことで、米国では最短年内の利上げ開始を織り込み始めている。
今週は明後日10日(水)には米国で5月のCPI、翌11日(木)にはPPIが発表されるが、大幅上昇と予想されている。
来週まで見据えると、ウォーシュ新FRB議長が誕生する。労働市場が底入れを示し、インフレが再加速しそうな勢いのなか、利下げを推進するほど金融政策に疎くはないだろう。ドル買いは介入警戒感のある対円ではなく、対欧州通貨やユーロで進み、クロス円が一旦下落に向かうと考えている。
今週は米ドル/円で159.00~161.50円、ユーロ/米ドルで1.1400~1.1600ドル、ユーロ/円で182.50~186.00円と見ている。
▽米ドル/円の日足チャート
▽ユーロ/米ドルの日足チャート
▽ユーロ/円の日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。




