この記事は2026年6月10日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=rrice/stock.adobe.com)

2026年6月10日(水)の午後12時すぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円は160円台での推移が続く。介入警戒で上値が抑えられる一方、ファンダメンタルズが円売りを示唆する構図は変わっておらず、本邦当局者の発言もトーンダウンしていることから、下落局面では根強い押し目買いが観測されている。

米国でも年内利上げが織り込まれるなか、日米の名目金利差も拡大した水準が維持されている。

日銀の6月会合での利上げはほぼ確実視されており、ペース加速や大幅利上げ(50bp)の是非など、極めてタカ派なシナリオが議論されない限り、米ドル/円は底堅い地合いが継続するだろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

投機筋の円売りは過去最大水準を更新しているものの、介入を期待した円買いも相応に積み上がっており、米ドル/円は上下に動きにくい展開が続く公算が大きい。

目先は本日10日(水)の米CPIでボラティリティが期待できそうだが、Fedがタカ派姿勢を強めるなか大局としての米ドル買い需要は継続する見通しで、仮に予想を下振れても局所的な米ドルの下落は押し目買いに吸収されていくだろう。

本邦当局の為替介入については、米CPIに合わせて実施された前例(2024年)もあるため、来週16日(火)の日銀会合など含めイベントリスクには細心の注意を払いたい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。