この記事は2026年6月11日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=yoshitaka/stock.adobe.com)

2026年6月11日(木)の午前10時時点に外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。

現在の為替相場の傾向や相場観

昨日10日(水)の米ドル/円はイラン情勢が再び緊迫化する中、ドル買い主導で160.58円まで上昇。4月30日に付けた年初来高値の160.73円に迫った。日本政府・日銀による円買い介入への警戒感が高値更新をなんとか抑えている状況だろう。

とはいえ、ドル高地合いにおける円買い介入に高い効果が見込めないことは、4月30日から5月6日にかけて行った介入で実証済みだ。

また、利上げが確実視される来週15日(月)~16日(火)の日銀金融政策決定会合を前に、介入しにくいタイミングでもある。

現在の為替相場の戦略やスタンス

本日11日(木)も政府・日銀の介入姿勢を試す格好でゆっくりとドル高・円安が進む展開を予想。年初来高値を更新して161円に迫る可能性もあると見ている。

なお、本日11日(木)はECBが2023年9月以来の利上げに踏み切る見通しだが、市場は既に100%織り込み済みだ。

また、市場は本日11日(木)も含めて年内3回の利上げ(合計75bp=0.75%)をほぼ織り込んでいる。声明や総裁会見の内容が市場の期待を超えられない「ハト派利上げ」となる可能性は小さくなさそうだ。

ユーロが対ドルで下落するリスクは相応に高いと見ておくべきだろう。この場合、ユーロに対するドル高が米ドル/円の上昇を後押しすることも考えられる。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。