この記事は2026年6月24日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Metro Hopper/stock.adobe.com)

2026年6月24日(水)の午前9時すぎに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

西原宏一
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行にて為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラーなどを歴任後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円は161円台半ばで膠着。

昨日23日(火)の日米財務相会談を受けて、円買い介入への警戒感がくすぶっており、上値も攻められないが、米ドル/円の下値はドルを買い遅れている事業法人のドル買いが待っているため下げ渋っている。

そもそも、介入警戒感で米ドル/円のボラティリティが急低下。これだけ動かない相場で、いきなり米ドル/円で介入が入るのはちょっと想像しがたい。

前回160円を超えた時と同じともいえるが、あの相場では160円超えを意識して介入が入るかも知れないと思ってドルショートを構築した。

ただ今回も同じことをするのかといえば難しい。批判覚悟で、静かなマーケットのなか巨額の介入をしたにも関わらず、現在の米ドル/円が161円台で推移していることもあり、介入に入るのは前回以上に難しいといえる。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ドル買いが遅れている事業法人は介入が入るのをじっと待っているという展開。

今週に入って一部の事業法人は押し目を諦めて161円台でドルを買い始めたところもあるが、これはまれなケース。大多数は(介入を信じて)ドル買いのチャンスを待っている顧客が多数。

そのドル買いの水準だが、前回のように155円より下にドル買い注文をだしているわけでもなく、160円割れからドル買い注文が入っているようだ。

全通貨ドル高が進行しているため、クロス円が総じて軟調に。

現状クロス円をショートにする意味は、政府日銀の介入を待っているのと変わらないため時間をおいての円の売り戻しが増えるだけだと考えている。

仮に他通貨をトレードするのであれば、前回同様ユーロ/米ドルをショートにする予定。米ドル/円が膠着しているが、ドルロングはスワップコストの心配がないのが助かるところ。

戦略的には米ドル/円のロング継続スタンスで臨みたい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。