この記事は2026年6月25日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=oliullah/stock.adobe.com)

2026年6月25日(木)の午前10時時点に外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円は2024年7月に付けた高値の161.95円前後に再び接近中だ。

日本政府・日銀による為替介入への警戒感も根強いが、ドル高地合いの中で円買い介入を行っても効果は薄いとの見方が強く、介入を催促するかのようにゆっくりとドル高・円安が進行している。

現在の為替相場の戦略やスタンス

本日25日(木)のNYタイムにはFRBが長年にわたり重視してきた個人消費支出物価指数(PCEデフレーター、5月分)が発表される。エネルギー価格の上昇などを背景に前年比の伸び率は3年ぶりに4%を超える見通しだ。

米ドル/円が高値を更新して約40年ぶりの162円台に上伸するきっかけとなるか注目したい。なお、さきほど田村日銀審議委員の講演が行われ、追加利上げに前向きなタカ派発言が伝わったが、昨日24日(水)の6月日銀金融政策決定会合における主な意見と同様に円相場の反応はきわめて鈍かった。

市場はFRBが遅くとも10月までに利上げを行うとのシナリオを100%織り込んでいる(9月利上げの織り込みは80%強)。一方で、日銀の10月までの利上げに対する織り込みは50%強にとどまる。日米金利差の観点からドル高・円安が進みやすい地合いに変化はなさそうだ。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。