この記事は2026年7月15日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=hathairat/stock.adobe.com)

2026年7月15日(水)の午後13時ころにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

昨日14日(火)に発表された6月の米CPIはインフレ鈍化が確認され、米ドル/円は急落、7月FOMCの利上げ確率も50%から15%まで後退した。

ただ、その後にウォーシュFRB議長の議会証言でインフレに立ち向かうタカ派な姿勢を示したことで、米ドル/円は結局全戻しとなっている。

また、中東情勢も戦闘が再開しつつあり、原油価格も停戦合意で70ドルまで下げていたが、80ドルまで反発するなど有事のドル買い圧力も米ドル/円の下値を支えている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米CPIは大幅下振れとなったが、ウォーシュ議長発言、中東情勢、日米金利差もあり、米ドル/円は崩れていない。当面はレンジ入りで161円台では底堅い展開が続きそうだ。

一方、NZドル高が目立っている。RBNZはこれまで、国内景気の悪さなどで政策金利を低く抑えていたが、ブレマン新総裁のもと今月利上げに転じた。声明でも利上げを続ける姿勢が示されており、金利先物は今年残り3回の会合中2~3回の利上げが織り込まれている。

FRBの利上げが後ずれしていくならば、主要国で利上げを続けるRBNZのタカ派スタンスが目立つことになる。

米ドル/円がレンジで膠着するなら、値動きの出やすいNZドル/米ドルやNZドル/円にも目を向けたい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。