外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年8月21日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也

目次

▼20日(木)の為替相場
(1):豪失業率、約5年ぶりの高水準
(2):米新規失業保険申請件数、予想以上に減少
(3):米財務省「国債買い戻し」倍増

▼20日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:落ち着きどころを探る展開/ ▼注目の経済指標・イベント

20日(木)の為替相場

外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

期間:20日(木)午前6時10分~21日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪失業率、約5年ぶりの高水準

豪7月失業率は4.5%と市場予想(4.4%)を上回り、2021年11月以来の高水準を記録。労働参加率が66.9%に低下(6月:67.0%)したにもかかわらず失業率は上昇した。同新規雇用者数は1.58万人減と市場予想(1.20万人増)に反して減少した。

(2):米新規失業保険申請件数、予想以上に減少

米新規失業保険申請件数は20.6万件と市場予想(21.0万件)より少なかった。ただ、前週分は20.9万件から21.2万件に修正された。その影響もあって、4週平均の申請件数は20.4万件と、前週時点の20.0万件からやや増加した。

(3):米財務省「国債買い戻し」倍増

米財務省のベッセント長官は、昨日発表した国債買い入れ消却(バイバック)を1回あたり20億ドルから少なくとも40億ドルに拡大する措置について「40億ドルを上回る可能性もある」と述べて、再び長期金利が上昇した市場の動きをけん制した。その上で「今週末か来週初めに財政健全化への取り組み強化を発表する」と発言。国債市場における利回り上昇は「根本的なファンダメンタルズを反映していない」と強調した。また、トランプ政権が計画している大規模な対イラン経済圧力について「史上最も厳しい制裁」になると述べ、24日に記者会見を開いて内容を説明すると明らかにした。一方、イラン外務省は声明で、米国の経済制裁はイラン国民の基本的人権を標的とする「経済テロ」で「人道に対する罪」に当たると非難。軍事的、経済的、心理的な攻撃と圧力には対抗すると訴えた。