この記事は2026年8月26日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=cassis/stock.adobe.com)

2026年8月26日(水)の午前10時ころに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

西原宏一
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行にて為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラーなどを歴任後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。

現在の為替相場の傾向や相場観

最近いろんなメディアで、ビットコインやゴールドが上昇する一方で米ドルの価値が劣化しつつある、という流れを紹介している。

この文脈について、フィナンシャル・タイムズ(FT)が「Unhedged(FTが提供するニュースレターおよびポッドキャスト)」などでDebasement trade(ディベースメント・トレード)という表現を使っている。

米国の財政赤字拡大や巨額債務の持続性、中央銀行の信認低下への懸念を背景に、ゴールドやビットコインなどの実物・オルタナティブ資産が買われる文脈で頻繁に取り上げられている。

とくに「米財政膨張に伴う法定通貨の価値希薄化(Fiat debasement)」をヘッジする動きという使われ方だ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

先週から頻繁に登場しているキーワードなので、意識しておいたほうがいいかもしれない。

今週は日本時間明日27日(木)早朝にNVIDIAの決算発表、明後日28日(金)にジャクソンホールでのウォーシュFRB議長の基調講演を控えているため大きく動けず。

オプション市場ではNVIDIAの決算発表後に約5.5%の株価変動を織り込んでいるようだ。一方で過去12ヶ月間の決算発表後の平均変動率は7.4%であり、市場は比較的小さな変動を予想している模様。

ともあれ、明日27日(木)のNVIDIAの決算発表までは大きな動きはなさそうなので、戦略的には豪ドル/円のロング継続で臨みたい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。