本記事は、原田 隆史氏の著書『目標達成マインド 仕事も人生も好転する198の言葉』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の中から一部を抜粋・編集しています。
想像力とは優しさである
想像力とは、自分が主人公の未来ばかりを考えることではありません。
想像力は、誰かの気持ち、誰かの思い、誰かの辛さや痛みについて考えるためにあるのです。
それを私は「優しさ」と呼びたいと思います。
人の長所に目を向ける
人間関係でうまくいかないことがあると、相手の嫌な部分に目がいってしまいがちです。
しかしどんな人も長所と短所は50と50。意図的にその人のよいところ・長所を探してそこからコミュニケーションの入口を見つけるようにすると、まったく違った人間関係が生まれます。
自分の長所と相手の長所でコミュニケーションをとると、相乗効果で素晴らしい成果が生まれます。
自分自身に「その心は?」と問うてみる
自分の本心と相手の本心がかみ合っていないことがあります。
「大好きだよ、大切に思っているよ」の心があるのに、「もう勝手にしろ!」の言葉が出てしまう―本心を言葉にできていないからです。
自分自身にまず「その心は?」と問うてみてから言葉にする。
大切な相手にこそ、そうしてみてください。
形のないものは、形のあるものに変えて表現する
真心や誠意、人間性というものは、数字やわかりやすい形で知ることができるものではありません。
しかし、だからといってそれらを軽んじてはいけません。
形のないものだからこそ、「行動」や「発言」といった見えるものに変えて表現していくことが重要です。
真心や人間力は、私たちの土台であり、そこから発せられる言葉や行動は、私たちをつなぐ希望となるはずです。
「どんな景色が見えていますか?」と聞いてみる
「その人の立場になって考えてみる」と私たちはよく言います。想像力を膨らませてみますが、本当に何を考えているのかはよくわからない。当然です。
言うなれば、その人は船を操縦していて、私たちはその横で岸を走っているのです。
同じ方向を向いているように思いますが、船を操縦している人が見ている景色は、岸を走る私たちとはきっとまったく違うものでしょう。なぜ右へいかないのか、なぜもっと速度を上げないのか。岸から声をかけても、船を操縦している人はちっとも言う通りにしない。当たり前です。見えている景色が違うのですから。
その上で、その人の立場に立って考えてみたいのなら、直接聞いてみるのです。
「そこから何が見えていますか?」と。
それだけで、相互理解は大きく進みます。
大阪市生まれ。奈良教育大学卒業後、大阪市内の公立中学校に20年間勤務。保健体育指導、生徒指導に注力、問題を抱える教育現場を次々と立て直し、「生活指導の神様」と呼ばれる。独自の育成手法「原田メソッド」により、勤務3校目の陸上競技部を7年間で13回の日本一に導く。
「原田メソッド」に多くの企業経営者が注目し、野村證券、キリンビール、三菱UFJ信託銀行、神戸マツダ、住友生命保険、ユニクロ、アステラス製薬、カネボウ化粧品、武田薬品工業などの人材育成研修を担当。これまでに約600社、15万人以上のビジネスパーソンを指導、オリンピック選手などアスリートや日本を代表するアーティストのメンタルトレーニングにも携わる。
現在も、企業・学校・家庭の人材育成教育、講演・研修活動、学校運営、テレビなどメディア出演、執筆活動と幅広い分野で活躍中。著書はこれまでに31冊、累計販売数は70万部超。国内にとどまらず世界の25を超える国・地域で出版されている。
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