この記事は2026年9月30日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2026年9月30日(水)の午前10時過ぎに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
現在の為替相場の傾向や相場観
今週は10月2日(金)の米雇用統計を控えているが、前半のマーケットの注目は豪RBA。
昨日29日(火)、RBAはコンセンサスどおり25bpの利上げを決定。OCR(オフィシャル・キャッシュレート=政策金利)は4.60%と、2011年以来の高水準となった。決定自体は織り込み済みで、市場の関心は、ブロックRBA総裁の会見が「あと3回」という市場の利上げ織り込みを追認するかどうかに集まった。
結果として、総裁のコメントはハト派的と受け止められ、豪ドル/米ドルは7月下旬以来となる0.70ドル割れ。総裁が現行の政策を「引き締め的」と表現したことで、マーケットは、これまでの利上げ効果が浸透すれば需要が鈍化し、インフレは目標圏に戻るという含意を読み取った。
また、理事会の検討対象は据え置きと25bp利上げの二択で、それ以上の大幅利上げは議論されなかったと説明した点も、最もタカ派的な見方を後退させた模様。
ただ、利上げ期待が霧散したわけではなく、OIS(Overnight Index Swap=翌日物金利スワップ)は来年2月または3月の25bpの利上げをまだ織り込んでいる。
そのため、豪ドルの金利面での魅力は後退したものの、急落につながるかどうかは微妙なところ。
個人的には、豪ドル/円の底堅さがスイスフラン/円の下落を阻んでいた面もあり、豪ドル/円が反落するのであれば、クロス円全体が重くなるため好都合と考えている。
現在の為替相場の戦略やスタンス
本日30日(水)は月末・半期末。
従来であれば円売り需要が期待されるところだが、最近はそうしたフローが分散して明確ではないため、スイスフラン/円のショートポジションは継続予定。
▽スイスフラン/円 日足チャート
*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。




