2014年も数多くの経済ニュースがあった。消費税増税、ここ数年で最多のIPO、原油価格の急落、急速な円安進行、「黒田バズーカ」による大幅な株価変動…。来年はさらに多くの経済ニュースが我々の生活に影響してくることになるだろう。ZUU onlineでも数多くの記事を配信してきたが、そのなかでも人気の高かった記事を振返り、2015年の投資におけるヒントを考えていきたい。
リクルート、すかいらーく上場とLINE上場延期
リクルート、すかいらーくの上場、また延期こそされたものの、LINE上場に関する記事に関心が集まった。特にLINEに関しては上場前から関連銘柄に関しても大きく注目を集めており、人々の間における高い浸透率を伺わせる。2015年での上場は果たしてあるのか、注目しておきたい企業だ。
また、LINEについては親会社のNAVERが韓国の株式市場に上場しているため、韓国株を購入できる証券会社を利用することで間接的にLINEに投資することは可能だ。
富裕層の資産運用・相続
みずほプレミアムクラブなど富裕層向けの銀行サービス「プレミアムバンク」に関する記事に関心が集中した。また、来年1月1日より改正される相続税を中心に、税制に関する検索も多く発生。政府による富裕層に対する課税が強化されるなか、資産運用や相続に関心が高まったと考えられる。
1000万円以上預けると優遇を受けられるプレミアムバンクの比較
3月の株主優待
本年もZUU online読者の多くの関心は「株主優待」にあった。特に人気の高かった記事はともに3月の株主優待に関する記事であり、2015年も3月の株主優待はチェックポイントとなるであろう。また、個別銘柄では新規上場した「リクルート」「すかいらーく」が注目を集めていた。「化粧品」に関する株主優待への検索需要も高かったことから、化粧品を株主優待で提供している銘柄は早めにチェックをしておきたい。
注目の化粧品銘柄
ドクターシーラボ <4924> 100株以上、10,000円相当のドクターシーラボ社商品セット 権利確定日：1月末
マツモトキヨシ <3088> 100株以上、2,000円分のマツモトキヨシグループの店舗で利用可能な商品券 権利確定日：3月末、9月末
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急速な円安で活発化した海外富裕層
2007年7月ぶりに121円台となった円相場。相対的に日本の商品が割安になったことから海外富裕層による観光をはじめ、投資、購買活動が活発化した。また、都心の大型オフィスの購入など不動産に関する話題もあった。
今後も円安が進むにつれ、海外から見ると日本国内での購買行動に対しては割安感が高まる。2015年も円安が基調トレンドとなるならば都心の不動産、国内観光、百貨店などは恩恵を受ける可能性が高いだろう。
（ZUU online）
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