スタンダードチャータード銀行は株式事業から撤退し、約200人の削減を行う計画を明らかにした。CEO(最高経営責任者)を務めるピーター・サンズ氏は、2015年のうちに4億ドル(約480億円)のコストを削減する方針を掲げている。
閉鎖される部門は採算の取れない株式、株式資本市場、株式調査の3つ。同部門は2010年に再参入したものの、業績が低迷していた。なお、経済・債券調査などの事業は継続していくという。
スタンダードチャータードの株価は昨年29%下落した。その要因となった減益の原因をクリアにすることが急務となり、立て直しに着手したとみられる。
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