牛丼

1月9日、牛丼チェーン「吉野家」を展開する吉野家ホールディングス <9861> は2015年2月期第3四半期決算を発表、連結売上高が1,327億円(前年同期比4.0%増)、連結営業利益14億円(同304.8%増)、連結経常利益17億88百万円(同74.3%増)、連結四半期純利益4億円(純損失2億円)となった。通期の業績予想は据え置いた。

急速な円安にともなう食材価格の高騰の影響を受けたが、「牛すき鍋膳」「牛チゲ鍋膳」販売が好調に推移。また、商品価格の見直しを実施すると共に、牛丼の品質向上に取り組んだ効果があらわれた。最終的には増収により、22億9百万円と、対前年同期比68.2%の増益を実現。通期の当期純利益予想における進捗率は第三四半期を終え47.8%となっている。

また、同日、カレーショップ「CoCo壱番屋」を主に展開する壱番屋 <7630> は2015年5月期第2四半期決算を発表、売上高217億円(前年同期比6.1%増)、営業利益23億円(同19.7%増)、経常利益24億円(同18.9%増)、当期純利益15億円(51.9%増)となり、第2四半期としては営業利益、経常利益ともに過去最高益を更新した。

人気アイドルグループ「SKE48」とのコラボレーションや、期間限定メニュー「チキンと夏野菜カレー」「手仕込ささみカツカレー」が業績を後押し。既存店ベースの店舗売上高(国内)は前年同期比6.7%増、全店ベースの店舗売上高(国内)は、前年同期比7.6%増と好調に推移した。通期の当期純利益予想に対する進捗率は中間期を終え58.0%となった。

(ZUU online)

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