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1月26日、トヨタ自動車 <7203> は高級ミニバンの「アルファード」と「ヴェルファイア」をフルモデルチェンジしたと発表した。両車種とも2008年5月以来、6年8カ月ぶりに全面改良となる。

月の販売目標はアルファードが3000台、ヴェルファイアが4000台、子会社であるトヨタ車体のいなべ工場(三重県いなべ市)で生産する。販売価格は両モデルとも約319万円からとなっており、エグゼクティブラウンジは、ガソリン車(3.5リットル)で約652万円、ハイブリッド車で約703万円というこれまでにない高いグレードだ。

新型アルファードならびに新型ヴェルファイアは、従来にはない新しい高級車の概念を創造することを目指し、「大空間高級サルーン」をキーワードとして開発。高級セダンに引けを取らない、上質な乗り心地や優れた操縦安定性といった高い基本性能と、ゆとりに満ちた大空間を有するクルマとして、揺るぎない存在感を目指した。アルファードは「豪華・勇壮」を、ヴェルファイアは「大胆・不敵」をテーマに、特長をより際立たせた外観となっている。店頭発表会は2月7日(土)、8日(日)を予定。

発表会の際に記者団の取材に応じた吉田守孝専務役員は、先週23日までの初期受注が合計で2万1000台に達したと明らかにしている。月間販売目標の約3ヶ月分の受注がすでにある状況だ。今のところ、すでにアルファード、ヴェルファイアを保有している顧客の代替えが事前受注の中心という。

11月に発表した平成27年3月期第二四半期累計期間ではでは国内の販売台数が前年同期間比で7万1千台減の103万台(△6.4%)となった。国内販売台数が減少している中、高級ミニバンで巻き返しを図る。

(ZUU online)

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