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1月26日、日本電信電話 <9432> (以下、NTT)は、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下東京2020)との間で、2020年に開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を含む6年間に及ぶオリンピック日本代表・パラリンピック日本代表に関するパートナー契約を締結したことを発表した。これにより、国内最高位のスポンサーシッププログラムであるゴールドパートナーの第1号となった。

契約の対象となるのは通信サービスであり、NTTの他、東日本電信電話(NTT東日本)、西日本電信電話(NTT西日本)、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(NTTコミュニケーションズ)、NTTドコモ <9437> も対象となる。

NTTはこれまで、1964年東京オリンピック、1972年札幌オリンピック、1998年長野オリンピック・パラリンピックにおいて、さまざまな通信サービスを提供してきた。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では、安心・安全・快適な大会運営に貢献するとともに、グループの持つ通信・セキュリティ技術や国内外のサービスインフラを活用し、関係者や選手、国内外のゲストにサービスを提供する。

今回のゴールドパートナー決定で東京オリンピック・パラリンピックにおける通信インフラを優先的に手掛けることになるとともに、世界に対して認知度を高めることができる。拠出金は明らかにされていないが、世界でM&Aを仕掛けているNTTグループにとっては得られるメリットも大きいはずだ。今回の発表で契約対象として名前の挙がったNTT、NTTドコモはオリンピック銘柄として株式市場でも期待が持てそうだ。さらに、名前が挙がらなかったものの、エヌ・ティ・ティ・データ <9613> などのグループ企業も恩恵を受けそうだ。

(ZUU online)

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