ビットコインの取引所を運営し、管理していたビットコインが大量に消失させたことで問題となったマウントゴックス(MTGOX)。今度は、親会社であるTIBANNEの破産手続が開始されることが明らかになった。

MTGOXは2月2日、TIBANNEの債権者として、破産手続開始を申し立てたと公表。同社の発表によると、同社はTIBANNEに貸付債権を保有しており、返済を催促してきた経緯がある。継続的に要請したにもかかわらず、弁済がなされなかったことから、TIBANEの債権者としてMTGOXが、東京地方裁判所に破産手続開始を1月29日に申し立てた。

TIBANNEは、IT システムやアーキテクチャ・コンサルティング・サービスを提供してきた企業で、子会社でもあるMTGOXからの破産手続開始については特に、コメントを出してはいない。

破産管財人は小林信明弁護士が務め、MTGOXは公表した資料で「今後とも破産管財人として、関係会社等に対する債権の回収等においても、必要な措置を講じていく」としている。

(ZUU online)

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