介護用品の需要増大に合わせて注目したい4銘柄

介護市場の拡大はサービスだけでなく、介護用品の需要増にもつながる。こちらに対する経済効果も非常に大きく、介護関連銘柄として重要な一角を占めている。

育児用品や医療用品など、比較的近い業種からの参入でシェアを有するに至ったピジョン <7956> 、メディカルシステムネットワーク <4350> 、さらに理化学機器の商社であるアズワン <7476> も介護用品の取り扱いに本格参入して注目を集めており、同様に医療用の衛生材料の最大手である川本産業 <3604> も介護用品事業に本格参入しており、注目の介護関連銘柄として注目したい。


隠れた大本命?介護ロボット銘柄の将来性

介護現場では慢性的な人手不足が深刻化しており、介護保険制度などハードウェアの整備が進んでいる一方で担い手不足に伴う労働力の質的なレベルを維持する難しさも露呈している。

そこで注目されているのが、介護ロボットだ。国も成長戦略のひとつに据えており、株価的な伸びしろも大きい。新エネルギー産業技術開発機構による将来市場予測でも2015年に1.6兆円、2020年に2.9兆円、2015年に5.3兆円と倍々ゲームのように市場が拡大すると見込んでおり、とても有望な産業分野だ。

その中で注目したいのは、HALというロボットスーツを開発した筑波大のベンチャー企業CYBERDYNE <7779> 、マッスルスーツという介護支援スーツ関連の新規事業が好調な菊池製作所 <3444> 、すでに介護ロボットの試作機を介護施設に納入し、実用化に近い位置にあるネクス <6634> の3銘柄だ。

(ZUU online)

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