4Gネットワーク
(写真=Thinkstock/Getty Images)

2月26日、NTTドコモ <9437> は、国内最速となる次世代ネットワーク『プレミアム4G』を3月27日より全国22都道府県の都市部から提供を開始すると発表した。

同ネットワークは、米クウォルコムが開発した次世代ネットワーク技術『LTE-Advanced』を活用したもので、2015年内に受信時最大300Mbpsまでの高速化する予定だ。『LTE-Advanced』は、搬送波を重ねて使用することで無線通信の高速化と安定化を実現する『キャリアアグリゲーション』、多アンテナ化を実現する『MIMO』、そして、基地局の混雑を低減させる『小セル化』という3つの主要技術にわけられる。

これまで日本国内ではKDDI <9433> が『キャリアアグリゲーション』技術を導入した初めての通信キャリアであり、NTTドコモは同技術に関して一歩遅れた感があったが、今回3つの技術を総合する『LTE-Advanced』を導入する事により一気に最先端のキャリアとなった。ソフトバンク <9984> は、同技術の実証テストを既に開始しているが、まだ具体的な導入日程は明かしていない。

国内の高速通信システムについては、既に人口カバー率でほぼ100%をカバーしており、国内のキャリアのユーザー獲得競争は単純な『どこでも繋がる』から『いかに品質が高く高速な受信ができるか?』に移っている。NTTドコモは昨年の新規加入者競争で苦戦していたが、この次世代ネットワークで有利に競争を展開できる可能性がある。今後は、4Gでの通信ネットワーク構築と搬送波の確保が国内通信キャリアの競争関係に大きく影響しそうだ。

(ZUU online)

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