雑貨

2月27日、イオン <8267> とイオンリテールは、雑貨専門店「R.O.U」を展開するR.O.U事業を分社化し、3月1日(日)から新会社「R.O.U株式会社」として事業を開始することを発表した。株主構成はイオン70%、イオンリテール30%とする。

R.O.Uは2010年、「あそびの雑貨店」をコンセプトに、イオンリテールの雑貨専門店として誕生、店内は文具、ビューティケア、バラエティ雑貨、家庭用品などフルラインでは16のユニットとシーズン雑貨で構成されており、女子中高生から30代の女性を中心に、また、そのファミリーに支持されている。 R.O.Uは新会社の設立を機に、イオンのショッピングセンターを中心に出店していた既存の700~2000㎡規模の店舗に加え、今後は100~200㎡規模の都市部向け小型店を開発し、多様な店舗形態で出店を加速する予定だ。

さらにグループ以外へも積極的に出店し、2018年度には100店舗体制を目指す。自宅やオフィスのデスク周りのグッズ、ビューティーケアグッズ、季節商品 やそれに対応するプチギフトなども揃え、立地に応じた商品を展開する。

また、両社は2008年より店舗面積85~150坪を標準とする小型ディスカウ ント店「アコレ」を展開するアコレ事業を分社化することも発表した。株主構成はイオン80%、イオンリテール20%とする。2018年度末までに400店舗体制を目指す。

イオンは、消費者の多様化するライフスタイルやニーズに対応するため、GMS改 革の一環として専門性の高い品揃えやサービスを提供する売場の「専門店化」を進めている。

(ZUU online)

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