6.島機械製作所 <6222>

電子横編機の世界最大手。ファストファッションの短納期大量発注に対応するため、手動式横編機からコンピューター式に切り替える流れが活発化し、新興マーケットで売り上げが好調に推移。円安の進行で、2015年3月期第3四半期で37億700万円の為替差益を営業外収益に計上した。


7.ファナック <6954>

工作用機械の数値制御装置の世界トップメーカーで、ロボット事業も展開する。米国でのロボット需要増加などをうけ、2015年3月期の第3四半期純利益は前年同期比93.9%アップとほぼ倍増する勢いを見せている。


8.トヨタ自動車 <7203>

円安効果が最も大きい業界のひとつが自動車関連。トヨタは2015年3月期の営業利益が円安で1,750億円押し上げられ、従来予想より2,000億円上積みして対前期比17.8%増の2兆7,000億円と過去最高の水準となる見通し。


9.富士重工業 <7270>

トヨタと並んで円安効果で過去最高の営業利益を確保しそうなのが富士重工業。北米市場での好調な販売に加え、円安の進行で従来の計画より営業利益が528億円増加し、営業利益は3,820億円から4,100億円に上方修正した。


10.シマノ <7309>

変速機・ブレーキなどの自転車部品の世界トップシェアメーカー。円安による価格競争力がアップし、主力の欧米市場が堅調に推移。2014年12月期の連結決算は純利益が前期比46.0%増の512億3,700万円と過去最高を更新した。(ZUU online 編集部)

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