クラウドソフトの「freee」
会計分野のFinTechとして、日本では「freee」が有名だ。freeeはクラウド会計ソフトで、経理・簿記の知識に乏しい人でも、簡単に会計帳簿の作成や確定申告ができてしまう。
クラウドソフトのため、インターネット環境さえあれば、いつでもどこでも会計作業が可能だ。経理作業に時間を取られず本業に集中したいフリーランスや、年一回の確定申告が面倒な副業サラリーマン等の間で、急激な広がりを見せている。
今後の動き
世界的に広がりを見せているFinTechだが、日本を代表する総合商社の伊藤忠商事 <8001> が、上記で取り上げたCrowdcreditを運営するクラウドクレジットに資本参加したことが話題となった。国内外でのベンチャー投資を積極的に推進している伊藤忠商事は、FinTechを注力分野のひとつと位置付けている。
資源ビジネス、インフラビジネス等、発展が見込める分野への投資において日本有数の目利きともいえる総合商社も、FinTechに大きな将来性を見出しているのだ。大手銀行、大手証券会社等、既存のプレイヤーが長らく支配してきた金融マーケットへ挑戦するFinTechベンチャーの動向から、今後も目が離せない。(ZUU online 編集部)
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