(写真=しまむら HPより)
カジュアル衣料大手のしまむら <8227> は3月30日、大引け後に15年2月期の決算を発表した。連結売上高は5118億9300万円で前年比2.0%増となったが、営業利益は368億2300万円で同比12.0%減となった。経常利益は同比12.3%減の386億100万円、純利益も232億8800万円と前年を12.4%下回った。
同社の発表資料によると、主力のしまむら事業では、秋冬に展開した「裏地あったかパンツ」がヒットするなど、売上高は前年比1.7%増の4141億2100 万円と前年を上回ったが、10~20代向けのセカンドブランド「アベイル」事業では、核となるトレンドがなく売上高が前年比5.4%減の499億6000万円と業績が低迷した。
次期の見通しについては、16年度はグループ全体で90店舗の新規出店と6店舗の閉店などで年度末に2,009店舗とし、連結の業績で売上高5440億円(前年比6.3%増)、営業利益で460億円(同24.9%増)、経常利益474億円(同22.8%増)、当期純利益295億5000万円(同26.9%増)を見込むという。(ZUU online 編集部)
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