インテリックス
(写真=インテリックス プレスリリースより)

中古マンションの再生販売をおこなうインテリックス <8940> が、4月8日より不動産特定共同事業法(不特法)を活用した不動産小口化商品の販売事業を開始する。第一弾として、都心の好立地に位置するシェアハウス型賃貸物件「ソーシャルアパートメント原宿」(2014年築)を小口化し、一口100万円単位(5 口以上200 口以下)から購入できる不動産小口化商品『アセットシェアリング原宿』を近日募集開始する。

一棟の不動産を一口 100 万円単位に小口化し、共有持分 (所有権)で販売することにより、投資家の資産の状況に合わせた購入を可能にした。そして、共同所有することで、空室や滞納のリスクを分散でき、また、賃貸管理や修繕など全て管理運営会社(インテリックスプロパティ)に一任することで投資家の手間がかからないようにした。贈与・相続用資産としても活用できる。

同社は、中古マンションをリノベーションして販売する「中古マンション再生流通事業(リノヴェックスマンション事業)」を主たる事業としているが、今回の取り組みにより新たな収益の柱を構築し、多角化を図る。従来の実物不動産投資は、一戸が最小購入単位であり価格も高額なものが多く、個人では取得しづらかった。

同日、同社は2015年5月期第三四半期決算を発表、売上高197.3億円(2.7%増)、営業利益8.1億円(26.7%減)、経常利益6.0億円(27.4%減)、3.9億円(37%減)となった。当該事業の開始に伴う当期の連結業績に与える影響は軽微としている。(ZUU online 編集部)

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