食品卸大手の三菱食品 <7451> は4月15日、中国の広州市に現地法人を今月13日に設立したと発表した。6月に業務を開始する予定。同社として初めての本格的な海外拠点で、現地の需要に応じた日本食の食材販売や日本企業の中国進出支援を行う。

三菱食品は中国・ASEANでの海外展開を成長戦略の一つとして実施している。広州、香港、マカオを結ぶ珠江デルタは特に成長が進んでいることに着目。広州市に拠点となる現地会社を置くことで事業の拡大を狙う。

同社が2012年5月に策定した中期経営計画では、得意先との複合的な提携をもとにした海外進出を新規分野での成長戦略として位置づけており、2015年度の目標値として売上高で3兆円、経常利益で300億円、純利益で170億円を掲げている。(ZUU online 編集部)

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