(写真=プレスリリースより)
トヨタ自動車<7203>は4月15日、メキシコで新工場を建設し、中国の広州の工場で生産ラインを新設することを正式発表した。稼働開始時期は広州が2017年、メキシコが19年を予定している。
発表によると、メキシコの新工場はアナファト州に建設。カナダ工場から「カローラ」の生産を移管し、主にアメリカ市場向けのカローラを生産する。生産能力は年20万台で、新規雇用は約2千人を見込む。投資額は約1200億円。
中国・広州では、合弁会社の広汽トヨタ自動車の工場で生産ラインを新設。投資額は約525億円で新型車を中心に年間約10万台を生産する。
新工場の建設決定は3年ぶり。トヨタはリーマンショックを契機に新工場建設を凍結して既存工場の生産力工場に重点をおいていた。今後、世界の自動車市場で安定的な成長も見込まれるとし、工場新設による生産能力の拡大を決めた。(ZUU online 編集部)
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