ネットバブルの歴史と今後の予想

これまでのネットバブルを振り返ると共に、これからの予想周期を導き出してみる。

※ポイントはこの間隔が6年となっていること。(後ほど説明)


ネットバブル時の株価や企業の動きを見てみる

2000年のネットバブル時、通信関連銘柄が多いアメリカのナスダック総合指数は1996年の約1000P(ポイント)から、1999年には2000Pを突破、2000年3月には絶頂の5048Pまで示現した。 しかし、そこから急落し、2002年には1000P台まで下落。 その過程で、多くのIT関連ベンチャーは倒産に追い込まれ、2002年の米国IT関連失業者数は56万人に達していた。

その当時の、日本でも同じようなことが起こっており、2000年頃には、NTTドコモ、ソフトバンク、光通信などの株式が来る日も来る日もストップ高(一日の制限値幅上限で止まること)を続けていた。 特に凄かったのが、光通信、最高値で24万円までいった株価が3ヶ月で8000 円台まで下がった。

2005年にもWeb2.0バブルというものがあった。 日本でもIPO(新規上場)株式が何倍にも跳ねたし、次々に渋谷・六本木のITベンチャー達が(毎年赤字を続けているにも関わらず)上場した。 特に2006年はIT周辺で大事件が相次いだイヤーだった。 ライブドア上場廃止、ベンチャーを多く担当した中央青山の不正監査事件、村上ファンドのインサイダー事件、IT企業大幅下方修正続出など悪材料が重なった。 ここで一番のバブルを象徴したのはインデックス(株価コード:4835)だろう。

株価は100倍に達した後、最終的に1/120まで下落した。 そして、この時に、世間の注目を一斉に浴びながら上場したのがMixiだ。株価は倍に跳ね上がった (公募価格が155万円で、その約2倍の300万円台で取引されてたなんて今は誰も信じないだろう)。 振り返るとこれがピークだった。