国内石油開発大手の国際石油開発帝石(INPEX) <1605> は5月11日、オーストラリア西側の沿岸で開発している海上油田で新たに、原油生産を開始したことを明らかにした。

発表によれば、今回、生産を開始したのは豪州西側の海上に位置するコニストン油田で、5月10日から同油田での原油生産が開始されている。同油田では2011年から開発されていた経緯があり、INPEXの子会社であるアルファ石油と、オペレーターの役割を担う米国のアパッチ社が共同で生産を行う。

INPEXは同油田での原油生産については、日量1万8000バレルを見込んでおり、同鉱区では約53%の権益を保有。残りの約47%を保有しているのがアパッチ社だ。

発表によれば、同社は今回原油生産を開始したるコニストン油田のほかにも、ヴァンゴッホ油田に権益を保有しているとのことだ。(ZUU online 編集部)

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