電通
(写真=HPより)

広告最大手の電通 <4324> は5月14日、英国のコンテンツマーケティング会社である「ジョン・ブラウン・メディア」の株式の85%を取得することを明らかにした。

発表によれば、コンテンツマーケティングは、価値のある情報を提供することで、企業の製品やサービスを顧客に知らせ、購買につなげる手法。インターネットでユーザーが検索した際に、ユーザーの意図により近い結果が示されるようになりつつあることから、ウェブサイトの内容が重視されるよになっており、コンテンツマーケティングの重要性も増してきているとのことだ。

また、電通はジョン・ブラウン・メディアについて、「デジタル領域におけるコンテンツマーケティングには定評があり、世界的に知られている多国籍企業を含む多くの顧客から高い評価を得ている」と評価。現在では、紙とデジタルの出版物、ウェブサイトの開発する企業だと、電通は買収先についてさらに解説した。

さらに、ジョン・ブラウン・メディアは、南アフリカ、香港、アラブ首長国連邦(UAE)に拠点を有し、英国以外でもコンテンツマーケティングの展開を推進しているとのことだ。

電通は「買収完了後は、アイプロスペクトを中心とするグループ各社とジョン・ブラウン・メディアとの協業関係を深め、より付加価値の高いソリューションを通じて顧客の投資収益率の最大化に貢献していく」としている。(ZUU online 編集部)

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