みずほフィナンシャルグループ(FG) <8411> は5月15日、2015年3月期の決算を発表し、経常利益で2.3%の微増となる結果を明らかにした。

発表によれば、同社の経常収益は3兆1802億2500万円となり、前年同期比で8.6%の増となった。一方、経常利益は1兆108億6700万円となり、当期純利益は6119億3500万円となり、前年比で11.1%の減少という結果になった。

事業別では、みずほ銀行とみずほ信託銀行を合算した場合の業務粗利益は、1兆6297億円となった。みずほFGは「顧客部門は、国内・海外ともに好調であった非金利収支の伸びを主因に、613億円の増加。市場部門等は615億円の増加となった」と報告した。

また、同FGは経費について粗利益増強のための戦略経費の投入や消費税増税、円安等の増加要因により、前年度比440億円増加し、9083 億円となったと解説した。

加えて、みずほ証券連結ベースの純営業収益は、前年度比723億円増加し、3955億円となった。同社の純利益は前年を約1割下回ることになったものの、年度計画である5500億円に対しては、約111%の達成率に終わった。(ZUU online 編集部)

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