5月18日、東京証券取引所は、プロ投資家向け債券市場『TOKYO PRO-BOND Market』へ東京都の総額10億米ドルの債券(年限5年、固定利率2.125%)の上場を承認したことを発表した。なお、この債券はTOKYO PRO-BOND Marketに外貨建て債が上場する第一号案件となる。
東京都は、2015年5月11日からの2年間について、債券を発行するためのプログラム情報を上場しており、今回が同プログラムに基づく初回の個別債券の上場となる。
同債券の主幹事証券会社はBarclays Bank PLC、 Merrill Lynch International、 Deutsche Bank AG, London Branch及びNomura International plcとなる。2015年5月19日に払込が完了し、同月20日に上場する予定。
TOKYO PRO-BOND Marketについて
TOKYO PRO-BOND Marketは、2008年の金融商品取引法改正で導入された「プロ向け市場制度」に基づき、2011年5月に新設されたプロ投資家向け債券市場。海外市場で一般的な社債発行形態であるプログラム上場や英文のみでの情報開示を導入している。
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