三菱重工業 <7011> は5月21日、インドの自動車大手マヒンドラ&マヒンドラ社(M&M社)と農業機械分野で業務提携する、と発表した。M&M社が三菱重工子会社の三菱農機に資本参加するほか、三菱農機がM&M社の米子会社向けOEM供給を拡大する。
発表資料によると、3社間で株主間契約書と新株引受契約書に調印。三菱農機は第三者割当増資を実施し、M&M社が10月1日付で三菱農機株の33%を取得する。
三菱農機の今後の事業拡大、強化のため、国内市場に加えてグローバル市場への進出を強化する考え。M&M社とパートナーシップを強化することで、両社の農機事業の拡大を目指す。
M&M社は1945年にインドで創業。自動車や二輪車、トラクターの設計製造を手がける。発表資料によると、トラクターの生産台数は世界トップで、販売台数も26万台という。三菱農機は2003年からM&M社の米子会社向けにトラクターのOEM供給を継続している。
発表資料で「三菱農機はグローバル市場への進出加速と、M&M社の技術も用い、今後日本国内でも増加が見込まれる農業生産法人向けや低コスト農機などの品揃えで、従来以上に日本国内のお客様ニーズに対応できる体制を整えていく」としている。(ZUU online 編集部)
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