ユニクロ,浴衣
(写真=ホームページより)

ファーストリテイリング <9983> が運営するカジュアル衣料大手の「ユニクロ」は、6月8日より、日本の伝統的なカジュアルウェアである浴衣を販売する(一部のユニクロ店舗とユニクロオンラインストアにて)。ウィメンズ向けは5990円、ガールズ向けは4990円(税抜き)での販売予定。また、日本だけでなく、世界14カ国で順次販売する。

今回ユニクロが販売する浴衣は、生地は綿100%を使用し、本格的な浴衣で用いられる織り地が採用されている。

デザインは、美人画の巨匠である竹久夢二、中原淳一の作品からインスパイアされたものとなっている(ウィメンズのみ)。西洋と古典日本の伝統を織り交ぜて日本女性のしとやかさを描いた大正時代の画家、竹久夢二の作品をベースにした浴衣にはバラ、水玉、どくだみなどの柄が採用された。また、昭和初期の少女雑誌の画家で女性誌の主宰をした中原淳一の作品をベースにした浴衣は、梅やダリアなどレトロな文様や配色でモダンに仕上がっている。

竹久夢二(1884-1934)
美人画で一世を風靡し、肉筆作品(日本画・油彩画)やデザイン分野にも多彩な作品を残す一方で、詩、童謡、童話の創作にも才能を発揮した。恋多く、旅も重ねて漂泊の人生を歩んだ、ロマンチストとしても知られている。

中原淳一(1913-1983)
昭和初期、少女雑誌「少女の友」の人気画家として一世を風靡。1946年、独自の女性誌「それいゆ」を創刊し、夢を忘れがちな時代の中で女性たちに暮しもファッションも心も「美しくあれ」と幸せに生きる道筋を示してカリスマ的な憧れの存在となった。(ZUU online 編集部)

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