三大投資家の生い立ちや活動

今回【第3回】では、世界三大投資家の生い立ちや活動内容について紹介する。各投資家ごとにそれぞれ解説するが、比較的な観点から共通点やそこから学ぶべきポイントについても解説する。

ただし投資家について知ることでそこから感じることや、実際の投資にどのように活かすかは人それぞれだろう。具体的なノウハウでない分直接的に投資に活かすのは難しいかもしれないが、投資スタイルやモチベーションといった大枠で参考にしてもらえると幸いだ。

世界で有名な投資家とは

株式投資や不動産投資、外貨投資で一獲千金を夢見る人も多いのではないだろうか。巨額の資金を動かして、巨万の富と共に名声まで手に入れている投資家が多数存在する。これらの投資家のセミナー等には数多くの人が参加し、何かを得ようとしている。

このような投資家と自分たちとの違いは何か。成功している投資家はどこでどのような判断をしているのだろうか。著名な投資家が書いた本も数多く出版されている。投資家の中には、これらの本を読んで勉強されている方も多いはずだ。

日本にも有名な投資家はいる。数多くの上場企業の株主名簿に名前を連ねる竹田和平、元衆議院議員で各セクターの代表的な銘柄を保有している糸山英太郎、ジョージ・ソロスの投資アドバイザーを務めたこともある藤巻健史などは、一度くらい耳にしたこともあるのではないだろうか。

今回はワールドワイドの視点でピックアップしてみた。ジョージ・ソロス、ウォーレン・バフェット、ジム・ロジャーズ、今回はこの3人について少し詳しく見ていこう。彼らがどうして世界的に有名な投資家になることができたのかを知っておくことは重要だ。そこに成功のヒントが隠されているからである。

(1) ジョージ・ソロス