相場格言,株式投資

(写真=Getty Images)


2000年のITバブル時を越えて、18年ぶりの高値を維持する日経平均株価。 通常、上昇相場では投資家は浮き足が立ってしまいがちだが、このようなバブルを彷彿とさせる相場では、冷静さを保ちつつ投資に挑みたい。バブル崩壊とその後の長期デフレと経済低迷に苦しんだ「失われた20年」を経験した今だからこその教訓である。

そこで今回はその一助にもなりえる世界の著名投資家の格言を「相場金言」10選でまとめた。

上昇相場で株式投資を始めるきっかけにしたい金言

投資を始めるには、株価が低迷している時期よりも上昇相場の方が心理的ハードルは下がるだろう。しかし、日経平均株価の話題が連日のニュースで大きく取り上げられていても、投資をしていない人には他人事に感じるかもしれない。だが、次のの格言が投資に踏み切れない人の背中を押してくれるはずだ。

1.“誰もが株式市場を理解する知力を持っている。小学5年生までの算数をやり遂げていれば、あなたにも絶対できる”(ピーター・リンチ)

2.“ほとんどの人は、株式投資よりも電子レンジを買うことのほうに、より多くの時間をかけるのである”(ピーター・リンチ)

最初の言葉は、投資を始める一歩を踏み出す勇気を与えられる。2つ目は投資に踏み出さないことを皮肉っている。

次の、「ウォール街のグレートベア」の異名を持つジェシー・リバモアの言葉は、ただ単に上昇相場に乗せられるのではなく、冷静に状況を見極める時に心にとどめさせてくれる。

3.“株というものは、買い始めるのに高すぎるということはないし、売り始めるのに安すぎるということはない。しかし、最初の建玉で利益があがらないかぎりは、続けての建玉は手控えるべきだ。よく状況を見極めて待つことだ“(ジェシー・リバモア)

投資での成功を信じ、安易な儲けを戒める金言

投資の目的は人それぞれである。いざ投資を始めたときにも、何のために投資をするのか、老後の安定的な資金を確保するための堅実な目的なのか、あるいは億万長者になって豪遊することを目指すのか。目的は数あれど、それを定める時に耳を傾けたい言葉がある。

4.“株を利用し利益を得る。たしかにまじめに取扱い着実な方法で勉強すれば、利殖の材料にできるかもしれない。しかし、株には巨万の富を得、大金持ちになりたいとの目的では失敗する”(是川銀蔵)