東京都民銀行と八千代銀行による地方銀行グループ「東京TYフィナンシャルグループ」 <7173> は5月27日、東京都が多額の出資をして設立した「新銀行東京」を傘下に置くとの一部報道について、「経営統合に関して検討を開始していることは事実」とするコメントを発表した。

東京TYフィナンシャルグループは、発表資料で「地方銀行を取り巻く経営環境が急激に変化する中で、企業価値の向上に向けた様々な施策を実施・検討している。その一つとして地方公共団体との連携強化を通じた東京都における中小企業の支援・育成を経営計画の重要な施策と位置づけ取組みを強化している」とした。検討を開始していることを事実とした上で「現時点で開示すべき具体的な決定事実はない」とし、今後開示すべき事実を決定した場合には速やかに公表する考えを示した。(ZUU online 編集部)

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