農林水産省は5月27日、本年度もバターの供給が品薄になるとの見通しを受けて、10月末までに追加で1万トンを輸入する、と発表した。

酪農・乳業の業界団体「Jミルク」が25日に、2015年度のバター需給について発表。国内生産量は昨年度に比べて増える見通しとしたものの、需要も増加するため、計7100トン不足する恐れがあるとした。

農水省は今年度、すでに2800トンのバターを輸入することを決めているが、ケーキの需要が集中する年末期に安定的な供給を目指すとともに、夏の気象状況などで生産が減少する可能性を考慮し、追加輸入を決めた。農水省は発表資料で、「今後とも乳製品の需給や価格の動向などを注視し、乳製品の安定供給に努めていく」としている。(ZUU online 編集部)

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