ソフトバンク <9984> グループのソフトバンクモバイルは5月28日、訪日外国人向けの無料WiFiサービスの提供を開始すると発表した。国や地方自治体も取り組む外国人観光客への対応を強化する一方で、ビジネスで来日する外国人へのより利便性の高いサービスの提供が図られそうだ。

発表によれば、無料WiFiサービスは訪日外国人からの需要が高く、導入している施設には外国人の来訪増も見込まれる。ただ、利便性の向上を図ってはいるものの、不正利用の防止も図らなければならないという背景もある。

今回、ソフトバンクモバイルが提供を開始するのは、「FREE Wi−Fi PASSPORT」という無料通信サービス。同社は「利用するには携帯電話より専用電話番号へ発信するだけで利用者登録が完了し、専用アプリケーションのダウンロードは必要ない」としている。

ほかにも、外国語への対応も行われており、英語、中国語および韓国語の3カ国語に対応しており、全国に約40万カ所あるソフトバンクのアクセスポイントに接続することができるとのことだ。

など、提供開始日として同社は、7月1日を予定しており、来年の3月までは「トライアル期間として、その間の利用状況などを検証する。訪日外国人向けなどに提供する快適な通信サービスの構築に活用する予定です」としている。(ZUU online 編集部)

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