クレジットカード大手のクレディセゾン <8253> は6月1日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を設立した、と発表した。国内カード業界では初めて。同社と協業が期待できるベンチャー企業を発掘し、投資して成長を支援する。

クレディセゾンが全額出資して設立した。名称は「セゾン・ベンチャーズ」。発表資料によると、金融とITを組み合わせた「Fintech」の分野で意欲的に取り組むベンチャー企業や、カード会員資産などクレディセゾンが持つ固有の経営資源を活用した新ビジネスに取り組むインターネット・モバイル関連のベンチャー企業などを主な投資対象とする。

クレディセゾンはこれまでも金融・決済関連分野の企業を中心に投資や協業をしてきたが、今回のVCの設立でその取り組みを強化していく考え。ベンチャー企業との連携を一層強化することで新たな収益源を確立していくとしている。(ZUU online 編集部)

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