ドラッグストア
(写真=PIXTA)

ドラッグストア大手のツルハHD <3391> は6月16日、2015年5月期の決算を発表した。売上高、営業利益ともに増収増益となり、過去最高益を更新した。プライベートブランド商品の積極的展開や既存店舗の改装などの取り組みのほか、積極的な合併・買収(M&A)で店舗網を拡大させた。

売上高は前年比13.4%増の4404億円、営業利益は同11.6%増の269億円、経常利益は10.5%増の279億円、純利益は18.2%増の172億円だった。

中国・山陽地方での店舗網拡大を狙い、同地方を地盤とするレデイ薬局を買収。積極的な合併・買収を展開した。日用雑貨や食品などのプライベートブランド商品「エムズワン」の展開などで利益率を伸ばした。

一方、子会社の「くすりの福太郎」が展開する調剤薬局で薬剤服用歴の不適切管理が発覚したことを受け、薬剤服用管理指導料の自主返還で、1億7100万円を営業外費用として計上した。

16年5月期の見通しについては、売上高で前期比5.1%増の4629億円、営業利益で同8.5%増の292億円を見込む。新規エリアでの出店やプライベートブランド商品の品揃え強化などに取り組む。(ZUU online 編集部)

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