店員
(写真=PIXTA)

日経リサーチは6月24日、日経リサーチアワード「ニッポンの店大賞2015」として選定した6企業ブランドを発表した。消費者が小売業や飲食業の店舗、施設の魅力を評価した調査結果をもとに、審査委員会が表彰ブランドを決めたもので、セブン-イレブンや無印良品、カルディコーヒーファームなど6企業ブランドが受賞した。

「ニッポンの店大賞2015」は、全国26万人以上の消費者が回答した「ストア戦略サーベイ2015」の調査結果をもとに、学習院大学経済学部経営学科教授の上田隆穂氏、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授の宮副謙司氏、日本経済新聞社編集委員兼論説委員の石鍋仁美氏の3氏で構成する審査委員会を開き、表彰企業ブランドを決めた。ストア戦略サーベイ2015の対象は20業種360ブランド。

ニッポンの店大賞2015に選ばれたのは「セブン-イレブン」「無印良品」「カルディコーヒーファーム」「KURA CHIKA(吉田カバン/PORTER)」「ABC-MART」「アルビオン」の6企業ブランドとなった。順不同。

「セブン-イレブン」は売場づくりのうち、「店舗や施設内が買い物しやすいレイアウトである」で全体1位、接客サービスの「要望や不満などを反映して改善に取り組んでいる」も全体1位を獲得。審査委員は淹れたてコーヒーと関連購入が見込めるドーナツの販売強化など「革新」を続けていると評価した。

「 無印良品」は来店者の評価で「店舗や施設内が買い物しやすいレイアウトである」が2位、「生活への提案やメッセージを感じる」も2位と高評価だった。「カルディコーヒーファーム」は「売り場での商品の揃え方が楽しい」、「店舗・施設に行くたびに新たな発見や体験ができるように工夫されている」といった評価項目で高い得点となり、審査委員は「売り場づくりが面白い」と評価した。

「KURA CHIKA(吉田カバン/PORTER)」は「本物志向を続けている」、「ABC-MART」は「気軽に入りやすい店舗」、「アルビオン」は「顧客最優先で取り組む姿勢が徹底している」などと評価された。(ZUU online 編集部)

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