静止衛星用エンジン
(写真=プレスリリースより)

総合重機大手IHI <7013> の子会社IHIエアロスペース(IA)は24日、米ボーイング衛星システムズインターナショナル社から静止衛星用メーンエンジンを受注したと発表した。ボーイング社が製造する702MPバスの一部として、人工衛星インテルサット35eに搭載される。

受注したのは人工衛星を軌道へ投入するために使用される推進装置で、推力500ニュートンのIAが独自開発したエンジン。同社の衛星用エンジンは、人工衛星の軌道投入に連続して成功しており、軌道上でも確実に運用されている。

今回の受注によりN2H4(ヒドラジン)とMON3(酸化剤)を燃料とする米国の主要な静止軌道衛星にエンジンを供給することになる。(ZUU online 編集部)

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