ロート製薬
(写真=プレスリリースより)

ロート製薬 <4527> は6月26日、沖縄県の琉球大学内に再生医療研究センターを建設し、寄贈したと発表した。脂肪由来幹細胞を使用した再生医療の基盤研究を琉球大と進め、医薬品開発につなげる。

センターは琉球大学の医学部内に設置する。28日に同大学でオープニングセレモニーを開く。センターでは、脂肪組織を用いて分化能や効果の優れた沖縄特有の脂肪幹細胞を見出し、細胞の特性解析、種々薬理薬効評価をもとに、各種疾患に対する治療薬開発を行う。

ロート製薬は、体性幹細胞の活性化や外部因子の研究が病気の治療だけでなく予防医療にも繋がると考え、2013年に「再生医療研究企画部」を設立。現在は体性幹細胞の中でも脂肪幹細胞に着目して研究を進めている。

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