ファーストリテイリング <9983> は7月9日、2015年8月期の第3四半期(3Q)決算を公表し、前年同期比でおよそ1.5倍の純利益を計上するなど好調な経営成績であることを明らかにした。

同社開示の情報によれば、3Qの売上高は1兆3481億1400万円と前年同期比で23.9%伸長。営業利益も1892億7400万円と同で35.5%増、税引前四半期利益も2102億8200万円と同47.1%増加する結果となった。

併せて、四半期利益も1400億900万円と52.2%の増加を示し、前年から1.5倍異常に拡大するなど、同社が好調な業績を示した。

また、同社によれば、3Q決算で営業利益の増加幅に比べて、税引前四半期利益などの伸び幅が大きくなったのは、5月末の為替レートが期首から大幅に円安となったからとのこと。

ファーストリテイリングは業績見通しについては、「予想」から、修正は行っていないとしており、従来の見通しを維持した。(ZUU online 編集部)

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