トヨタ自動車 <7203> は14日、環境に配慮した実行計画「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表した。2050年に販売する新車平均では走行時の二酸化炭素(CO2)排出量を2010年比で90%削減することなどを盛り込んだ。また、当面の主な目標として、2020年ごろ以降は燃料電池車(FCV)の世界販売台数を年間3万台以上に目指すことも掲げた。

「トヨタ環境チャレンジ2050」では、CO2削減に向け、FCVの販売増やハイブリッド車の販売普及、燃料電池バスの推進などを盛り込んだ。FCVの販売増では、日本では少なくとも月に1000台レベル程度を目標とした。ハイブリッド車の販売については、2020年までに年間で150万台、累計で1500万台を目標とした。

また、新工場と新生産ラインでは、再生可能エネルギーや水素の利用を推進。生産1台あたりのCO2排出量を、2001年比で2020年に約半減へ削減するなどの取り組みを目標に盛り込んだ。工場から排出するCO2を2050年にはゼロにするとしている。 (ZUU online 編集部)

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