リタ・オラとイギー・アゼリア
(写真=Getty Images)

“キラキラネーム”という言葉もすっかり定着した日本。スイスのオンライン心理学ジャーナル「フロンティア・イン・サイコロジー」は21日に発表したレポートの中で、2004 〜2013年の新生児に個性的な名前が増えていることから、日本の文化で「個人主義傾向」が強まっていると分析している。

キラキラネームの流行は「皆と一緒」が良しとされてきた日本独自のものなのだろうか? 逆に、幼い頃から一環して「個性を生かして伸ばす」教育が盛んな海外諸国では見られない傾向なのだろうか。

個性を尊重する文化で知られる英国でも、過去15年間で名前のバリエーションが50%も増加しているという調査結果がでている。


英語名はキラキラネームに不向き

漢字と平仮名の組み合わせで読み方の幅を広げられる日本名とは異なり、英語の名前はアルファベット26文字と限定されているうえ、漢字のように1文字1文字に意味を持たせるわけにはいかない。

例えばピーターという名前の由来は「イエス・キリストが12人使徒の1人サイモンに与えた石」など、名前全体で1つの意味を成すため、「キラキラネーム向きではない」といえるだろう。

また宗教への関わりが世代ごとに減少傾向にあるとはいえ、未だキリスト教文化が根強い英国では、従来の名前の多くに宗教的な意味を含んでいるものが多い。祖父母の名前を自分の子供に付けるなど、家族代々受け継いできた名前を後世に残すという伝統も廃れてはいない。