内閣府は8日、11月の景気動向指数(速報値、2010年=100)を発表した。現状の景気を示す一致指数は前月比で1.7ポイント低下し、111.6となり2カ月ぶりのマイナスとなった。基調判断は「足踏みを示している」で据え置いた。

一致指数では、構成する10の指標のうち、耐久消費財出荷指数や中小企業出荷指数(製造業)、投資財出荷指数(輸送機械除く)など前月と比較可能な8指標がマイナスに寄与した。中でも中小企業出荷指数(製造業)最も悪化に影響した。

先の景気を示す先行指数は103.9で、前月と比較して0.3ポイント下降し、2カ月ぶりのマイナスとなった。遅行指数は、前月と比較して0.4ポイント下降し、2カ月連続のマイナスとなった。(ZUU online 編集部)

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