昨年12月にiOS向けに登場したスマホ専用ブロックチェーン著作権認証アプリ「Uproov」が、1月15日からAndroidでも利用可能になる。Uproovはビットコインなどでお馴染みとなったブロックチェーン・テクノロジーを利用して、すべてを記録する「タイムスタンピング・システム」を採用。Uproovを通して投稿された画像や映像はブロックチェーンでプロトコルとして記録されているため、たとえ1ピクセルでも他者が手を加えたり、無断で転用したりできなくなっている。

曖昧になりがちなインターネット上の作品所有者や取引きを、一点の曇りもなくデータ化し永久的に保管する、完璧といえそうな著作権媒体システムだ。

ワンクリックでUproov化 初心者にも優しいアプリ

使い方はいたって簡単。アプリをダウンロード後、ユーザーが1クリックでiCloudやDropboxといったクラウドサービスから投稿した作品は、即座に「Uproov化(認証化)」されてソース源が検証される。

各作品には「EzyID」という5桁のコードで識別され、このコードを利用して作品の取引きや作品の観覧制限を管理できる。

ブロックチェーンの最大の利点を、Uproovを開発した「米国のシリコンバレー」ならぬ「オーストラリアのシリコンビーチ」スタートアップ、レッジャー・アセッツの共同設立者であるジョン・ブリッヒ氏はこう説明する。

「永久的に――ということは、例えUproovという形態が存在しなくなっても、Uproov化されたファイルの著作権は永遠に存続するということだ」(ZUU online 編集部)

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