ウォーレン・バフェット氏
(写真=Thinkstock/Getty Images)

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイの最新ポートフォリオ(昨年12月31日付け)が正式に公表され、バフェット氏の「今年の主要投資銘柄」が明らかになった。

過去数カ月間に加えられた変更を受け、主要銘柄は昨年のウェルズ・ファーゴ、コカ・コーラ、インターナショナル・ビジネス・マシーン・コーポレーション(IBM)、アメリカン・エクスプレスに加え、フィリップス66とクラフト・ハインツが仲間入り。合計6大銘柄に増えている。

2014年第4四半期に大量の買い増しを行ったIBMやチャーター・コミュニケーションズなどは影をひそめ、ほかの投資家からは「高リスク商品」のレッテルが貼られてしまったエネルギー会社への期待が再燃しているようだ。

しかし長期戦を重要視する投資家として知られるバフェット氏が、原油安と需要の伸び具合のバランスに目をつけてフィリップ66のようなエネルギー株を買い増しするのは、ごく自然な成り行きなのかも知れない。

これらのポートフォリオは米国証券取引委員会(SEC)に提出された書類に基づくものだが、優先株など米国非上場銘柄は含まれていないため、320億ドル(約3兆6556億円)で買収したプレシジョン・キャストパーツなどの情報は開示されていない。

アメリカン・エクスプレス

アメックスの株価下落そのものよりも、売却によって生じる資本利得税を懸念してか、今年も引き続き1億5160万株を保有。

コカ・コーラ

「配当利益を含む場合、原価基準はゼロであるべき」というバフェット氏自身の投資哲学に基づき、1988年から重点投資先として確保。当初は10.2億ドル(約1158億1080万円)相当の株を保有していたが、ここ数年は4億株を維持。

IBM 

再び再上昇中のIBM株だが、バフェット氏はドン底を経験してしまったせいか、2014年の7697万株から8103万ドル株へと、ブレーキをかけつつ徐々に拡大中だ。

ウェルズ・ファーゴ 

昨年9月から941万株を上乗せし、現在は14億7970万株を保有。着実に「10%台の大株主」の座に近づきつつあるが、上乗せペースが減速していることから、バフェット氏はファーゴ株をガバナンス問題などがつきまとう「手間のかかる銘柄」と見なしている可能性がある。

クラフト・ハインツ

前第4四半期同様、所有株数は3億2563万株だが、昨年末の総株価は236億ドル9000万ドル(約2兆6969億円)まで増えている。

フィリップス66

昨年末の公式データからさらに増え、先週(2月中旬)の最新データではフィリップス総株の10%を占める7555万株(55億ドル/約6261億2000万円相当)に。(ZUU online 編集部)

【編集部のオススメ記事】
2017年も勝率9割、株価好調の中でもパフォーマンス突出の「IPO投資」(PR)
資産2億円超の億り人が明かす「伸びない投資家」の特徴とは?
株・債券・不動産など 効率よく情報収集できる資産運用の総合イベント、1月末に初開催(PR)
年収で選ぶ「住まい」 気をつけたい5つのポイント
元野村證券「伝説の営業マン」が明かす 「富裕層開拓」3つの極意(PR)