汚職,腐敗,ランキング
(写真=PIXTA)

世界168カ国の腐敗、汚職度を評価した「腐敗認識指数」の2015年版をまとめたドイツを拠点に活動している国際組織、トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)がレポートの中で、OECD加盟国の半数が国外では何らかの汚職に関与していることや、「汚職のない国」は168カ国にないと指摘している。

ランキングで最も腐敗の少ない健全な上位3カ国に選ばれたのはデンマーク、フィンランド、スウェーデン。ユーロ圏および西欧州が最も透明性の高い地域の座を獲得した。上位5カ国中4つまでを独占している北欧諸国だが、TIはレポート概要の中でスウェーデン政府が37%の株を所有する通信事業会社、テリア・ソネラのユーラシア事業汚職事件などを例に挙げ、「国内における透明度が高い=国外でも腐敗行為を行っていないとは限らない」と指摘されている。

アジアからは唯一シンガポールがトップ10入りしたが、日本は香港、アイルランドと並んで18位という結果に。近隣国を見てみると、昨年の50位から不動のマレーシアを除いて、韓国は前年の43位から37位(55.5)、中国は100位から83位(平均35)、台湾は35位から30位、タイは85位から76位へと大幅に順位を上げている。

汚職防止法の強化など世界的な「贈収賄撲滅」の風潮を反映し、総体的にアジア諸国や発展途上国に浄化傾向が見られるのに対し、オーストラリア、ブラジル、スペイン、トルコなどが順位を下げた。

最も腐敗度の低い20カ国とスコア

18位 日本 75
18位 アイルランド 75
18位 香港 75
16位 オーストリア 76
16位 米国 76
15位 ベルギー 77
13位 アイスランド 79
13位 オーストラリア 79

10位 英国 81
10位 ルクセンブルグ 81
10位 ドイツ 81
9位 カナダ 83
8位 シンガポール 85
7位 スイス 86
5位 ノルウェー 87
5位 オランダ 87
4位 ニュージーランド 88
3位 スウェーデン 89
2位 フィンランド 90
1位 デンマーク 91
(ZUU online 編集部)

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